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希少性の原理

【70通目の手紙】

69通目の手紙では、ベニスで見つけた版画の話を書いた。
お父さんは、その版画を買おうか、どうしようかと迷った。

しかし、その版画の左下に書かれているあるものを見たとたん、即購入した。
お父さんが見た、あるものとはいったい何だったのか。
今日の手紙では、その答えを書くよ。

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その答えは、エディションナンバー。
版画の左下に、27/50と鉛筆で書いてあったんだ。
この数字は、いったい何か。

この数字は、「この版画は、50枚刷り上げた内の27番目ですよ。」と言う意味。
これを、エディションナンバーと言うらしい。
版画は刷ろうと思えば、いくらでも刷れるので、このような数字で価値を保つんだろうね。

実際にお父さんは、27/50を見たとき、「へー、50枚しか刷ってないんだ。」と思った。
それが、本当かどうかは分からないよ。
分からないけど、確かに、この数字によって価値感が上がったのは間違いない。
だから、思わず購入したんだ。

そう言えば、このエディションナンバー、他でも見た記憶があるぞ。
そう、たしか、あれは車検証だった。
思い出した、そう、スバル インプレッサの特別限定車の車検証に書いてあった。

番号は忘れたが、yy/xxxと車検証に書かれていた。(xxx台製造された内のyy台目)
この場合もまた、特別限定車の価値を保つことが目的だろうね。

消費者は、販売台数を限定することで、欲しくてたまらなくなる。
そして、少ない内の1つを持っていることに優越感を感じ、人に自慢したくなる。

このような心理を「希少性の原理」と言うんだ。
そのことについて、「心理マーケティングの技術」(重田 修治著)では、次のように分かりやすく書かれている。

数量限定のものは、需要に対して供給が足りない状態になりやすく、希少価値が生れます。また、発売期間限定のものや、発売地域限定のものでも、これと同様に、その期間にしか、そこでしか手に入らないということで、希少価値が生れます。数量、発売期間、発売地域のいずれの限定であっても、それによって生じる希少性は、友達との会話のネタになり、それを手に入れれば自慢することもできます。だからこそ価値が高いのです。

このような心理反応は、至る所で見られます。積極的に仕掛けるケースもあります。その一方で、職人の数や材料、ひとりの職人が実際に作ることができる量が限られていることから、結果として生じているケースも少なくありません。

・ 手作りのため、一日販売数が限られている和菓子。
・ スープがなくなり次第、店じまいをするラーメン屋。
・ サービスの質が落ちるからと、一日数組限定の旅館。
・ 販売地域限定のお菓子。(地場のお菓子)
・ 販売台数限定の特別仕様の車。




限定されたことで、商品に希少価値が生まれるんだね。
そして人は、手に入りにくい商品ほど、欲しがる傾向がある。
君も、売り切れと分かった瞬間に、欲しくて仕方なくなったことはあるだろう。

本もそう。廃刊で手に入らないと分かったとたん、無性に読みたくなる。
実際に読んでみると、そうたいしたことはない。(たいしたことないから廃刊になる。)

この希少性の原理は、あらゆる場面で使われているんだ。
それは、欲しがっている人の背中をポンと押すため。

売り手側は、この希少性の原理を覚えておくといい。
そして買い手側は、買う前にもう一度、「この商品は本当に必要なのか。今買う必要があるのか。」と自問自答することが大切だ。

今日も一日に感謝。

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更新日:週2回(月曜、木曜)
2007-01-25 : 未分類 : コメント : 6 : トラックバック : 0
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非公開コメント

なるほど・・・
初めまして、私は福岡の北九州出身です。今は名古屋にいて、子供が8歳、6歳、4歳です。暖かい発想で始められたのですね。私も真似したい、と思ってしまいました。またゆっくり訪問します。ちなみにうちの長男もカブトムシでお墓を作る時に“死ぬ=悲しい”という体験をした記憶があります。応援クリックしました。
2007-01-26 06:09 : zo777 URL : 編集
なるほど~!
そうか~!エディションナンバーでしたか!
以前、版画家さんから作品を一枚もらったことがあります。
まったく無名の芸術家でしたが、右下のナンバーを見て、「大切にしなければ!」と思いました。
小さな数字一つで、人の気持ちを変えてしまうなんてスゴイですよね!
2007-01-26 12:14 : くまあき URL : 編集
解答。
お疲れ様です。
答え、当たりませんでした。
確かに期間限定などのサービスには、私も弱いですね。
応援クリックです。
2007-01-26 21:14 : ペット工房 URL : 編集
こんばんは、西田です。
いつも応援・コメントありがとうございます。

そっか~、残念でした~(泣)

でも納得しました。
限定のものに引かれるのは、人の行動心理
の原則ですもんね!

応援ぽちっと。
2007-01-27 02:06 : ゼロからの起業! URL : 編集
お礼
平川さんありがとう。私も実は42歳なんです。前職のことを書くので、匿名ですが。平川式をマネをしちゃダメなので、子供たちへ想いをデータファイルで残していこうと決めました。ブログの会社が潰れるかもしれないし。週1からスタートします。また、来ますね。
2007-01-27 08:50 : ZO777 URL : 編集
なるほど、それは思いつきませんでした。
たしかに希少価値と聞くと、つい買ってしまったりします。(笑)
でも、最近は限定性が全くないものまで期間限定ということばで無意味に煽っているものをよく目にして、如何なものかな?という気もします。
平川さんがおっしゃるように、買い手側の選ぶ目も大切ですね。
2007-01-27 11:00 : ちゃぐまの日記 URL : 編集
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プロフィール

平川

Author:平川


更新日:不定期(週1くらいかな)

【このブログは】
自分のしたい事、好きな事、為になる事を、二人の息子へ語りかける口調で書いています。

【もくじ】
過去に書いた手紙の一覧

【二人の息子へ】
なぜ手紙を書こうと思ったのか?

【プロフィール】
専門学校を卒業後、カラオケ機器の商社へ入社。平成14年に独立し、IT会社を興す。現在、福岡県在住。

【所属】
福岡県中小企業家同友会糸島支部
福岡県伊都倫理法人会

【好きなもの】
・100キロウォーク
・ランドナー
・魚釣り
・キャンプ
・温泉地めぐり
・音楽(パンクが好きな親父)

【嫌いな人】
電車でお年寄りや体の不自由な方に、席を譲らない人。

【家族】
嫁1人、子供2人の4人家族。
・竜之介(H12.10月生)
・凌太郎(H14.7月生)

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